ブログを書くことにはデメリットがあります。
それは「時間を食う」こと。私の場合、1つの記事を書くのにおおよそ1~2時間かかります。難しいときは4~5時間なんていうのもよくある話。文章考えて、写真選んで、レイアウトを整えて・・・あっという間に時間が経ちます。1ヶ月に10記事書くなら最低10時間、最悪で50時間ほどかかるのです。これはかなり痛い。
つまり、その時間を他の何かに費やすことも出来たはずです。例えば、仕事の勉強をしたり、家族・友人と団らんのひとときを過ごしたり。何かに集中するということは、他の何かを諦めること。ブログに注力するのはそういったリスクを負うと言えます。
では何なのか?。そんなに時間かけて、誰が読むかもわからないブログ書く理由がどこにあるのか?その疑問に対し、私はこう答えます。
「ブログは自分自身だから」と。
新しいもの買った。イベントに参加した。旅行行った。こんな本読んだ。ここのメシが旨かった。・・・自分自身が経験したこと全てがブログに詰まっているのです。経験をブログとしてWEBに公開する。読まれるかどうかなんてわかりません。しかし、読んだ人の中で1人でもいい、「読んで良かったな」「役に立ったな」なんて思ってもらえれば、これ以上の喜びはありません。
最近読んだ本「嫌われる勇気」において、大いに共感できる一節がありました。
もうあなたもお気づきですよね?すなわち「幸福とは、貢献感である」。それが幸福の定義です。(p.253)
別にブログでなくても貢献は出来ます。しかし、良くも悪くもネットで全世界が繋がっている現代です。どうせ使わざるを得ないのであれば、どっぷりネットに浸かるのも悪くはないだろうと。
時間はかかります。犠牲にするものもあります。しかしそれでもなお、ブログを続けていく。もう、どうしようもないのですね。