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野口聡一さんから学ぶ、ストレスへの対処法

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1/18付け日経新聞の朝刊にて、「知求見聞」というコーナーがあります。今回は、宇宙飛行士:野口聡一さんによる「ストレスへの対処法」というテーマで掲載されており、これがシンプルながら参考になったので、ちょいとご紹介致します。

宇宙空間におけるストレス

ストレスは、人が異なった環境に適応するプロセスです。そういう意味では、宇宙は極限のストレス状態と言えます。無重力状態で、生活スペースも食事も限定されます。国際宇宙ステーションは地球一周90分なので、昼夜は45分交代!になるとのこと。想像するだけでストレスです。「宇宙酔い」なんていうのもあるそう。無重力に慣れるまで、めまいや吐き気が起きるという・・・宇宙じゃ逃げ場がないんじゃね?という余計な心配をしてしまいます。

ストレスにどう対処するか?

宇宙でのストレスについては短期滞在なら注射や薬、長期滞在なら時間をかけ、自分のやり方でゆっくり慣れるのが良いとのこと。しかし私は宇宙に行きません。興味深いのは以下の文章。

ストレスが高ずると、仕事を辞めたいとか、クラスメートみんな嫌いとか、すべて否定したくなることもあるでしょう。けれど、みんな嫌いなんてことは絶対にないわけです。自分が何に適応できていないか突き詰めて考えると、おのずと対応策は見つかるのではないでしょうか。

状況を把握することの大切さを教えてくれます。暗闇の中にいてはどうにもできないのです。言われてみれば至極もっともな話なのですが、私はハッとさせられました。例えば、仕事で嫌なことがあると、嫌ではないこともあるのに、すべてをひっくるめて「嫌だ」と思う自分がいたからです。

何が嫌なのか、その原因は何か、と冷静に整理することもなく、闇雲に「嫌だ」ではストレスが残るままでしょう。嫌なこともあるけども、楽しいこともあるはずです。嫌なものは嫌ですが、楽しいときまで気持ちを引きずる必要はないのです。

というわけで

ストレスが高まれば誰しもが嫌な気分になります。イライラしたり、落ち込んだり。私はよく「周りの人すべてが敵」に見えたりします。しかし、決してそんなことはないのです。自分が置かれた状況を整理し、ストレスの原因を把握すること。それですぐに解決するとは思えませんが、改善にむけて少しずつでも前進できます。皆さん、一緒に戦っていきましょうぜ!

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